2016年04月14日

★音楽祭 ザ・タイガースが再び登場します。〜今回は前期から後期へ変わる歌世界の変容を追ってみます〜

★GS伝説 小林未来☆です。(秋葉原だしコスプレ;カバーシンガーかな、と思いつつ…‥)

■ライブGS伝説(カバー)、この音楽祭では再び第2世代GSの王者ザ・タイガースを特集します。2014年トリオンプ文化祭ザ・タイガース特集ではGSブーム真っ盛り時代の、1967年〜68年前期タイガースからヒット曲中心のライブ構成でした。今回はGS人気にかげりが生じ、やがて終焉を迎える時代の「後期切なさ系ラブソング」を中心に歌います。

■後期タイガースにはより本格的ROCK SOUNDになってくる曲もありますが、後期の全貌を現させるにはちょっとこじんまりな音楽祭かなと(人気でエントリー繁盛メデタシ/笑)。ならば「後期切なさ系ラブソング」サイドに注目して、後期だけではなくタイガースの全活動期間の変容を感じてもらえたら面白い構成になるかと企画まとめました。それで前期メルヘン貴公子ラブソングも1〜2曲歌って前後期の変化の比較にもふれながら、中盤から後期に現れたフォークソング系の曲を…‥タイガースの残したフォークっぽい曲、それってどんな? …‥っていうような趣きも織り交ぜながら、この変化を感じていただければ、と思います。(参考にテンプターズの残したフォーク系曲は「涙のあとに微笑みを」など)


■GSの時代から、ニューロック、フォークソングの時代へ変わるっていうことを、ざっくり説明しますと、まず1960年代はビートルズから始まるギター中心構成のバンドが台頭し、多くのバンドが世界に生まれます。(と言っても当時はロシア、中国、東ヨーロッパは共産圏なのでポピュラーミュージックは無いか地下活動) 日本では寺内タケシさん命名と伝説されるグループ サウンズが多く結成され活躍して、現在につながる音楽界が生まれた時代と言っても良い。逆にいうと、ここまでは歌謡曲らしい歌謡曲の溢れていた時代。GSがその音楽時代の転機になったといえるかと。

■そしてGS絶頂の時代は、、世界ではビートルズが先駆けたギターバンドユニットのサウンドにも、バンド編成にも多様化が訪れてきた1960年代後半。ロックも激しさを増してゆきローリング ストーンズも活躍、ブルースロック、ハードロック、ジャズロック、ホーンロック(ブラスロック)、プログレッシブロック、アートロックなんて呼称も生まれ、説明もウヒャーで追いつかないまま。こういったロックの大サウンド化、高度化、さまざまの状況を日本ではニューロックと総称したので、ここでもそのように総称するけど、この言葉は日本のみで通用するもの。ともあれこれがGS全盛から衰退の時代の状況です。

■時期を同じくしてアコースティックなフォークソングも大きなジャンルを形成してくる。PP&M、ジョン バエズ、ボブ ディラン、S&G、以下略、ともかくエレクトリック音量&ドラムスで迫るロックに対して、こういったアコースティック音楽、そのアーチストが台頭してくる。


■話を戻すと、タイガースは(注/あくまでざっくり説明ですから)、多くのGSの中からザ スパイダース、ブルーコメッツが二大巨頭で覇を争っていたGS第一世代の時代に、まず京都で沢田研二以外の4人が「サリーとプレイボーイズ」で活動中、他GSのヴォーカリスト沢田研二をスカウトして「ファニーズ」となり陣容が整い、ほどなく大阪のナンバ一番専属になり…‥略…‥ナベプロにスカウトされて東京進出、作曲家すぎやまこういちに育てられデビューからヒット曲を連発、二大巨頭を押し分けて首位に立った。すっ飛ばして説明すると、これがザ タイガースの成功物語です。

■それまでの段階でもGSは洋楽並みの出来の曲もいくつか生み出していたし (スパイダース。カーナビーツ。ゴールデンカップスなど)、かつ歌謡曲に近い曲も当時の日本の音楽市場の中では作って、それでも既存の歌謡曲よりずっとPOPSな世界を打ち出していた。

■では以下私見、GSその特徴とは美意識の高い純愛が基盤であり、純愛性の高みへの表現から当然メルヘンチックな美しい世界とリンクした歌世界を創り出して行く。それはタイガース以前に、すでに二大巨頭以下多様なGSが打ち出していたのです。しかしそこに現れたタイガースはそれを決定的に高め、より純度の高い世界で他を圧倒し首位に立った…‥と言えるのではないかと思います。

■話を急ぐと、やがてGS全盛もかげりを向かえ、後期に向かってタイガースの曲も模索しながら変容して行きます。私が見るにそれは前期の空想的、夢のメルヘンファンタジーのロマンがだんだん薄まって行き、現実の愛の世界に近づいて行くような気がします。しかし一貫しているのは、愛の純度の高さではないのかな、と見受けています。

■ [-★- まとめ -★-] それで今回の曲構成は…‥「前期メルヘン貴公子の世界」にまず触れて、「後期の現実純愛の世界」へ移って行き、別の側面としてフォーク系の曲を入れて(「後期しっとり現実純愛」の曲で、ややしめっぽくなるかもな雰囲気をリセットしてもらいながら)進めよう、といったプランでございます。2015文化祭ザ・タイガース特集に続いて後期の曲に踏み込む今回のライブ、本格的な後期特集の予告編かも? まずは今回の曲を聴いていただいて、どんなふうに感じて貰えますか、何か感じていただくものがあるかな、ある場になれば…‥と思っております〜。よろしくお願いします。

…‥結局このボリュームになってしまいましたが、予定遅れ陳謝。この内容当日プログラムでも配ります。
posted by トリオンプ文化祭 at 20:29| Comment(0) | 2016年春の音楽祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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