この記事の件名を見て「Qi◯taかZ◯nnでやれ」と思ったITエンジニアの方、お仕事お疲れ様です。
同人サークル『Pt.Spoon』の千紗みかんです。
今年は文化祭ブログの執筆が大幅に遅れてしまい申し訳ないです。
なにせ転職したてでヒーコラ言っておりまして……。詳しくはFANBOXの会員限定記事で書いたので、気になる人は入会して読んでください。
記事の日付は見なかったことにするんだ、いいね?
あ、そうそう。今年は久々に千紗みかんの単独出展ですのでご注意ください。
とはいえ私の出展物はいつも通りでそんなに語ることがないので、今回は違った側面から記事を書きたいと思います。
さて、配信ってすごく大変ですね……w
ツイキャス等のスマホから配信できるプラットフォームからスマホ一台で配信する分には問題ないのですが、パソコンでOBS Studioを使って〜となると、経験のない方にはとても難しい作業なのではないでしょうか。
X(旧Twitter)でよく見かける『VTuber準備中』のアカウントで、一向にVTuberデビューできない人の半分くらいはOBS Studioの設定で詰まってるんじゃないかと勝手に思ってます。お前もIRIAMライバーにならないか?(IRIAMライバー)
トリオンプ文化祭は2021年からライブ配信を行っており、配信作業を私がお手伝いさせていただいております。というのも、当時は店鳥含め出展者で配信作業に詳しい方があまりいらっしゃらなかったんですよね。キャシャーンがやらねば誰がやる。
とはいえ、配信作業が私一人で属人化してしまうのもよくないので、せめてOBS Studioの設定だけでも引き継げればと思い、現在マニュアル整備を行っています。
その中で気づいたことをメモします。
注意:ある程度OBS Studioの操作に慣れている方向けの記事です。慣れている方なら分かるような詳しい説明は端折ります。
必要なもの
- ノートパソコン
- OBS Studio
- Googleアカウント
やったこと
1. Googleドライブの作成
まずはGoogleドライブにフォルダを作成し、OBS Studioの配信画面で使っている素材(背景画像やBGM等)を格納します。
使用しているパソコンにGoogleドライブのデスクトップ版がインストールされていない方は、同時にインストールしてください。
その後、配信を引き継ぎたい方からGmailアドレスをヒアリングし、閲覧のみの設定で共有権限を付与します。
2. OBS Studioのソース編集
続いてOBS Studioを開き、シーンで使用している背景画像やBGMをGoogleドライブに格納したファイルのパスに変更します。
3. OBS Studio設定のエクスポート
OBS Studioの設定項目は『プロファイル』と『シーンコレクション』の二箇所あり、それぞれ.jsonファイル形式でエクスポートできます。
(エクスポートのやり方はググってください)
エクスポートした.jsonファイルはGoogleドライブに格納します。
4. Googleドライブの設定
ここからは配信を引き継ぎたい方がお手元のノートパソコンで行う作業となります。
共有権限が付与されると、Gmailアドレスにメールが届くので、本文内のリンクをクリックします。
先程共有したフォルダが表示されるので、マイドライブに追加します。
その後、パソコンにGoogleドライブのデスクトップ版をインストールします。
5. OBS Studio設定のインポート
Googleドライブのファイル同期が完了したら、OBS Studioより『プロファイル』と『シーンコレクション』の設定をインポートします。
(インポートのやり方はググってください)
『OBSはサポートしているサードパーティプログラムから〜』というポップアップが表示された場合は、OKをクリックします。
インポートすると、『不足しているファイル』というポップアップにズラっとファイルが表示されますが、慌てずGoogleドライブ内にある同じファイルを指定すれば大丈夫です。
ウィンドウキャプチャやゲームキャプチャを使用している場合は、パソコン毎に読み込むソフトを設定し直す必要があります。
5. うまい!(テーレッテレー♪
一応、Windows・Mac共にこの手順でいけました。OSを選ばず使えるのはOBS Studioの強みですね。
マイクやビットレートの設定はパソコンごとに変える必要はあるものの、何も分からず初期設定のまま使うよりかは、他の人が使っている設定で使ったほうがよいのではいいのではないでしょうか。
何分初めての試みなので、もう少しいいやり方があったり間違っている箇所があるかもしれませんが、とりあえずこんなところで。
最後に
Qi◯taかZ◯nnでやれ(マサカリこわい)